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2020年08月30日 [ニュース]

69/110 施設のパンフレットやホームページは羊頭狗肉

ある相談者(60代・女性)のケースです。
「老人施設に入所している母の様子がおかしいと、施設から深夜に連絡が入りました。その施設は病院と連携しているから安心と思っていたのに、結局私が施設まで出向き、タクシーで救急病院に付き添って行きました。後日、施設長に確認したところ、提携病院は夜間対応が困難で致し方なかったとのこと。何故か釈然としないのですが…」。

さて、これと同様の相談は、全国的にも非常に多いです。長いこと、同じトラブルやクレームが後を絶たないのです。
ズバリ、老人施設の「医療サポート」を巡るトラブルの原因は、医療機関との『連携』とか『提携』という言葉の定義にあります。パンフレットや事前説明の場では、「医療機関と連携しているから安心」という話が飛び交います。

でも、その実態は…。
大手介護事業者でさえ、救急車を呼んでくれるだけで「ハイ、おしまい」ということもあるのです。

つまり、施設側が説明する「連携」と、それによって入居者側が描くイメージにはかなりのギャッブがあるということです。一般に入居者側は、「休日や夜間緊急時に何かあっても、病院と連携しているから施設に住まわせておけば大丈夫」であろうと、ある意味、非常に都合よく考えがちです。ですから、いざその時になって施設側が期待通りに動いてくれないと、感情的になって訴訟にまで発展してしまったりするのです。

対応策としては、入居決定前に、施設側の言う「連携」の定義をしっかりと確認すること。施設側の誰が、どこまで対応してくれるのか。連携病院は、いつ、誰が、どこまでのことをやってくれるのか。

消費者保護が進んできたとはいえ、まだまだ私たちの方で、未然にトラブルを防ぐという意識を持つ必要があるというのが実際のところです。


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