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2020年08月21日 [ニュース]

60/110 親戚や近所は口は出すがお金は出さない

私事で恐縮ですが、父は問題行動を伴う認知症でした。母の望みを聞き入れて、2年半もの間、いわゆる老老介護状態が続きました。救いがあったとすれば、食事のみならず、排泄まで自力でできていたことだ。なるべくならさいごまで家で介護をしてあげたいという母の希望に目をつぶっていたのですが、度重なる徘徊と暴力に、ついに母からギブアップのSOSが入りました。

「お父さんが憎い。そんなふうに思う自分が憎い。もう死にたい」

決断を下さなければならない時が訪れたのです。

母を救うか、共倒れさせるか。考えに考えて、最終的には、いつまでも果てしなく続く介護に疲弊した母の言葉が私の背中を押しました。そして、当時、私が勤務していた宮崎の病院が運営するシニアマンションに父を入れることにしたのです。

でも、母は納得しても、親戚やご近所からの反対と叱責は強烈なものがありました。
「両親を離れ離れに引き離すとは何と親不孝な」などと罵られたりもしました。

しかし、具体的なことは何もしてくれない人に限って、あれやこれやと好き勝手を言うものです。
最後は母と私の問題なのだと割り切りました。それでいいと思います。

南国の温暖な気候と緩やかな時の流れのせいか、転居してまもなく、父の問題行動が落ち着きました。
母と私は月に2回、父の様子を見に行きました。

このパターンがかれこれ3年半続き、そのまま宮崎でさいごを迎えました。


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