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2020年07月08日 [ニュース]

19/110 薬漬けで血がとまる

歳をとると、自然と肝臓の機能が落ちてきます。肝臓の機能が落ちるということは、口から飲んだ薬を肝臓で分解するスピードが遅くなるということです。また、歳をとると腎臓の機能も落ちてきます。

ということは、口から飲んだ薬が腎臓から排泄される速度も落ちるわけです。くすりというのは、ある症状を緩和するための成分とそれ以外の不要な成分でできています。本来、この不要な部分は外に押し流さないといけません。

一方、歳をとってくると、体の中の水分が減って油分が増えてきます。くすりの成分はたいがい油に溶けるため、体内に溜まりやすくなります。要するに、不要なものが出にくくもなるし、残りやすくもなる。これが老化現象なのです。

そうするとどういうことが起こるか。高齢者が 1日3度も飲むと、前に飲んだくすりが十分に溶けていないのに、次のくすりが体内に流れ込んでくることになります。結果的に、くすりが体内に溜まってしまって、それが健康を損なう大きな原因であるということを覚えておいてください。


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