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2020年05月03日 [ニュース]

最後のさいごまで自分の人生の主役であるために

私は、十数年前から、長生きしなければならない時代の生き方として、「クールな老後」(他者に依存しない自律したシニアライフ)を提唱し続けています。そして2017年からは、クールな老後を実現するためのサポートプログラム『さいごまで丸ごと安心パスポート』(略称:SMAP)を商品化し、シニアのみなさまにご提案してきました。今後は、百寿グループの目玉商品として広くPRしてまいります。
 
SMAPをひとことで言えば、「エンディングまでに対峙する可能性が高い老いの課題について、元気なうちから方針を決め、『エイジングウィル(信託遺書)』として明文化し、家族に伝え、それを確実に遂行できるように準備しておく…。そんな転ばぬ先の折れない杖」です。


 
少し具体的な話をすると、まずは、カウンセリングとコーチングのスキルを駆使して、想定される老後の8大課題(がん、延命治療、要介護、認知症、終の住処、資産承継、葬儀、死後事務)について、専門家が2時間をかけてヒヤリングを行います。聞き取り調査をするわけは、せっかく購入したのに積読(つんどく)だけのエンディングノートにあります。各出版社がこぞって分厚いエンディングノートを売りに出していますが、購入者の殆どがはじめの数頁に手をつけただけで頓挫してしまそうです。その理由としては、そもそも積極的には考えたくないテーマであることに加え、高齢者が独力で未来をイメージしたり、想いを文章にまとめたりすることが容易ではないことがあげられています。なので、百寿コンシェルという終活のプロが効率的・効果的にシニアの潜在的なニーズ・ウォンツを引き出して、その結果をエイジングウィル(信託遺書)としてまとめるわけです。

つぎに、家族会議でエイジングウィルの内容を家族間で共有してもらいます。口頭だけで伝えても、言葉というのは口をついて出た瞬間に消えてしまうものです。また、親子が正面きって向き合うというのは、実に恥ずかしく照れるものなのです。結果的に、本音を吐露するまで行かず、それこそテキトーな話で終わってしまう…。そんな無意味なことにしないためにも、きちんと文書化されたエイジングウィルを家族会議ツールとして使ってもらうのです。

もちろん、家族会議の進行は、百寿コンシェルにお任せください。終活のプロが第三者的立場で進行役を務めさせていただきます。経験的に、そうしたほうが、議事進行もスムーズにいくようです。そのようにして、親世代のエンディングに向けてもしものことがあったときに、判断能力やコミュニケーション能力が損なわれてしまったとしても、子どもたちにどう仕切ってほしいのかを、文書と言葉できちんと伝えていただきます。何があっても、さいごまで本人の意向が反映されるように子どもたちにサポートを依頼するのです。

実際に、何かしらの問題が生じたときには、子ども世代だけで対処することが困難な場合には、セカンドオピニオン、リビングウィル、病院・施設さがし、認知症予防、財産承継(任意後見、贈与・遺言・家族信託等)の手続きを、百寿コンシェルが代行したり、同行したり、請負させていただきます。

繰り返しますが、仮に頭のなかではさまざまな青写真を描いていたとしても、それをご家族が共有していなければ絵に描いた餅となります。それどころか、親の想いを明確に伝えることなく意志表示できなくなってしまえば、大切な子どもたちに大きな負荷をかけることとなります。
 
ですから、子どもたちが成長し自立した時点で、万一の場合でも子どもたちに気苦労や諸々の手間をかけぬよう備えておくことが重要なのです。長生きすることの代償として認知症というリスクを背負わされた現代の、親世代さいごの大仕事と言ってもいいでしょう。

SMAPおよびエイジングウィルは、「親世代が、エンディングまでの道筋と、子ども世代に託したいことをまとめ、伝え、協力を依頼する作業」であり、これを通じて親子の絆が深まり、双方の覚悟を自然な形で促すことが可能になると考えています。これは、私がこれまで12年間のシニア援助の仕事を経て行きついた価値観であり、ノウハウです。これこそが本当の意味での終活であると確信しています。
 
SMAPおよびエイジングウィルは、親世代が元気なうちにこそ行われるべきものです。引き継ぐ者の負担を減らすという意味でも、やっぱり親世代さいごの大仕事なのです。親子間の心理的距離が縮まることで、子ども世代にも親のエンディングをサポートする覚悟がさだまります。そして親世代は、万一のことがあっても、最後のさいごまで自身の意思が反映された人生を全うすることできるのです。

実際にご用命いただいたみなさまがらは、「足元を盤石にしておけばこそ老いに向き合う覚悟が決まる」・「転ばぬ先の杖があるから、旅行や趣味や友人との時間を満喫できる」・「エイジングウィルを作ってみて、家族との距離がこころの距離が縮まった」・・・との声が寄せられています。

読者のみなさまにおかれましては、SMAPとエイジングウィルの主旨をご理解いただき、是非ともクールな老後を体現するクールな親の背中を、あとに続く世代にお示しください。あなたらしいハッピーエンディングストーリーを手にするために…。

 さあ。今すぐエイジングウィルを書いて、現代版家督相続を実践して、クールな老後をまっとうせよ!

百寿グループがあなたのクールな老後を全面的に応援させていただきます。



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