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2019年07月30日 [ニュース]

買っても書かないエンディングノート ⇒ エイジングウィルのすすめ

書店の終活コーナーには多くのエンディングノートが並んでいますが、購入者の殆どがはじめの数頁に手をつけただけで頓挫してしまそうです。その理由は、そもそも積極的には考えたくないテーマであることに加え、高齢者が独力で未来をイメージしたり、想いを文章にまとめたりすることが容易ではないことがあげられています。

そこで私は、2017年に、エンディングノートに代わるきわめて実際的な老後計画書『エイジングウィル』を開発し、これまでに約50名のシニアに提供してきました。エイジングウィルの作成手順ですが、まずは、カウンセリングとコーチングのスキルを駆使して、想定される老後の8大課題(がん、延命治療、要介護、認知症、終のすみか、資産承継、葬儀、死後事務)について2時間をかけてヒヤリングを行います。その結果を『エイジングウィル』としてまとめ、『家族サミット』と称する家族会議でその内容を家族間で共有してもらい、人生のさいごまで本人の意向が反映されるように支援させていただきます。併せて、実際に事が生じた際には、セカンドオピニオン、リビングウィル、病院・施設さがし、認知症予防、財産承継(任意後見、贈与・遺言・家族信託等)の手続きに対応させていただけるようになっています。

エイジングウィルを作成したみなさんからは、「足元を盤石にしておけばこそ老いに向き合う覚悟が決まる」・「転ばぬ先の杖があるから、旅行や趣味や友人との時間を満喫できる」・「エイジングウィルを作ってみて、家族との距離がこころの距離が縮まった」・・・とのご好評をいただいています。

『エイジングウィル&家族サミット』は、親世代が元気なうちにこそ行われるべきものです。後を引き継ぐ者の負担を減らすという意味で、親世代さいごの大仕事と言ってもいいでしょう。親子間の心理的距離が縮まることで、子ども世代にも親のエンディングをサポートする覚悟がさだまります。そして親世代は、万一のことがあっても、凛として、最後のさいごまで自身の意思が反映された人生を全うすることできるのです。

親がいつまでも資産状況や遺産分割の方向性を示さないでいると、示さぬままに心身がボケてしまうと、世の中で老老地獄(介護虐待、介護自殺、介護心中、介護殺人、相続争い、相続殺人など)と揶揄されるような厄介な問題が起きてしまうのだと、私は思っています。

老老地獄を回避する具体的な方策として、機能不全を起こしているエンディングノートではなく、『エイジングウィル』を活用することを強くお薦めします。ご関心を持っていただけたなら、こちらをご覧ください。 

https://www.100jk.jp/oldage-design.html”>https://www.100jk.jp/oldage-design.html



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