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2019年07月16日 [ニュース]

子に何かを頼んでばかりの親が多い ⇒ 親子の信頼関係を維持したいならギブ・アンド・テイク

「もう一度、昔のように子どもたちと仲よく会話や食事をしてみたい」。

そんな声を、親世代の人からよく聞きます。裏を返せば、お子さんとの関係がどこかギクシャクしたものになってしまっている…。そういうことです。一方、お子さん世代からはこんな声が飛び込んできます。

「そりゃあ自分の親だから、気持ちとしては心配もするし力にもなってあげたい。ただ、こっちも何かと忙しいから、そうそう頻繁に携帯を鳴らされても、対応できない事情がある」

そして、こうしたことを何回か繰り返すうちに、親子間のこころの距離が少しずつ離れていってしまうような気がしてなりません。親の側としては、やはり「老いては子に従う」スタンスがいいように思います。

まずは、老い先に抱いている不安要素を洗い出す。子どもたちに引き継ぐものを洗い出す。その上で、どの部分で子どもたちにサポートをもらいたいのかをリクエストするのです。要は、ギブ・アンド・テイクです。ちょっとイヤな話ですが、親が自分に何を遺してくれるのか。早いうちにこれを明らかにしてもらえると、親を支えようという覚悟と責任が子どもたちのなかに芽生えてきやすくなる…。そんなものではないでしょうか。
子どもに何かを頼んでばかりではなく、子に何を託し遺せるのかも伝えてあげる。このステップをすっ飛ばしてしまうと……。私には、ここに世の中の悲痛な事件の根っこがあるように思えてなりません。

親子(身内)間のトラブルの元凶は、突き詰めれば、多かれ少なかれお金の問題です。親は老いて尚お金に執着して手放さず、一方で介護など親の面倒を子に期待する。子にしてみればたまったものではないでしょう。負担だけが上乗せされて身動きがとれなくなってしまう。

「子が親の面倒をみるのは当然」などと平然と言い放つひともいます。そんなのは100年古い。もはや時代が違います。現代を生きる子どもたちは多忙で過酷なのです。いまの時代は、有能な人でさえ、日々食べていくので精一杯。そんな過酷な毎日を生きている子どもたちに過度に依存するばかりで、金銭的な裏づけも示さずに『親の面倒を子が見るのは当たり前』などと言っているから、老老地獄に落ちるのです。

老親はもっと謙虚にならなければいけません。でないと、決して穏やかな最期を迎えることはできないと思います。老後を子に依存する一方で、金銭への執着はとどまることを知らない。そんな身勝手は戒めて、親の都合で勝手に産み落とした子どもたちに対して、親が果たすべき責任と義務があるはずです。


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