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2019年05月17日 [ニュース]

一般人には横暴としか思えない成年後見人の振舞い

約3ヶ月後、60歳代後半とおぼしき元公証人なる弁護士と顔合わせすることに。
その場で、次回までに以下を揃えておくよう告げられた…。

母親名義の預金通帳、銀行印、キャッシュカード、不動産の権利書、実印、年金手帳、生命保険証書。
これらを茶封筒に入れ終えると、彼はきわめて事務的に言い放った。

「今後はお母様の後見人として、これらの一切を私が責任を持って管理させていただきます」

さらに、彼への報酬として月額6万円を支払う必要があることを付け足した…。

この日を境に、施設の支払いをするにも年金を引き出すにも、その都度、彼に連絡を取り、金額と必要時期と使途を伝え、彼の了承を得なければならなくなる。それどころか、銀行や郵便局等へ出向くのにかかった交通費まで請求される始末である。

ある時、母親名義の財産総額と明細を知りたいと依頼したことがあった。ところが、「後見人は管理対象である被後見人の財産状況について、ご家族に伝える義務は有していない。と言うよりも、ご家族に必要以上の情報を開示してはならないというのが裁判所のガイドラインなのだ」ときたものだ。

他にも、もう実家に戻ることもないであろう母の名義になっている実家の土地と家屋を売りに出すことを検討している旨を告げると、「不動産を売却しないとどうにもならない経済状況であることを示してほしい。その上で、私から家庭裁判所に相談してみる」とのこと。結果的に母親名義の不動産に手をつけることは認められず、誰も暮らしていないし、この先も使用する可能性のない実家の固定資産税を納めなければならない状況がかれこれ5年も続いている…。

実の親名義の財産を赤の他人にすべて預けさせられ、1円たりとも実の子が触れることができないなんて…。
この不条理を訴え打開策を探ろうと、法務省、家庭裁判所、金融機関、自治体の法律相談にコンタクトするも、どこも杓子定規で埒があかない。それどころか、「成年後見制度についてきちんと理解をした上で申請手続きをしたのですよね」と諫められる始末である。釈然としない日々は、母が亡くなるまで続くのだそうだ…。

これは、50歳代半ばの、ある会社員男性のケースです。銀行で言われるがまま、生真面目に成年後見制度を利用してしまったことで、彼は今も釈然としない悶々とした日々を送っているわけです。

(続く)


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