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2019年03月09日 [ニュース]

終活とはエンダンである

終活とはエンダンである・・・。

私はよく、周囲のシニアのみなさんに、こう言っています。終活とは、「エンディングの段取りを整えておくこと」という意味です。
◎本当の終活とは、お墓を買うことでも、遺言を書くことでも、任意後見人を決めることでもない。
◎裁判所や弁護士や銀行や税理士などに関わらなくて済むのなら、それに越したことはない。
◎本当の終活とは、最後のさいごまで自分の人生を主体的に生き抜くことができるよう元気なうちから備えておくことである。
◎本当の終活とは、親が元気なうちからエンディングに係る方針を決め、子どもたちに引き継ぐものと依頼することを伝え、それを通じて親子の絆を再構築再確認しながら、親の願うエンディングを親子で実現することである。
◎私が推奨する「クールな老後」の具体的方法論・・・。それが、現代版家督相続のすすめである。

巷では終活ビジネス花盛りで、全国あちらこちらの街で終活セミナーが開催されています。なかにはシニアの懐を狙っている輩もうじゃうじゃいます。老いる世間は鬼ばかりです。まさに、「オイルショ〜ック!」 なんてことにならないよう、真っ先に取りかかるべきは、わが子との関係性の修復だと思います。
親から子どもたちに声をかけ、これまでの至らなかったことをきちんと詫びて、子どもたちに笑顔をもらい生かしてもらったことに感謝を伝える。その上で、子どもたちにこれまでに培ってきた価値を引き継ぎ、併せて、エンディングに向けてサポートを頼みたいことを伝える。これは、子どもたちが成長する過程でこうした作業を通じて、もしかしたら子どもたちの成長とともに離れてしまったかもしれない「親子間のこころの距離」を縮める作業でもあるのです。
こうすることで、親は人生のファイナルステージを凛として生きていけるし、子どもたちも親のエンディングを支えていく覚悟が定まるというものです。それでこそ、仮に親がボケてしまったり、意思の疎通が図れなくなってしまったりしたとしても、子どもたちとあらかじめ共有していた自らの願いが子どもたちのサポートで叶えられる確率が高くなるのです。
こうした下ごしらえもせずに、ある日突然SOSの電話をかけまくったり、どれくらいのものを遺せるかもオープンにせぬまま介護まわりの作業をゴリ押ししたり、親の死後に唐突に遺言状が出てきたりするから、無用なトラブルや面倒が生じるのだということを肝に銘じてほしいと思います。

真の終活とは、「エンダン」すなわち、エンディングの段取りのことです。この段取りの意味を履き違えてはいけません。エンダンとは、任意後見人をつけることにあらず。葬儀の生前予約にあらず。遺言を書いて公正証書にすることにあらず。銀行と遺言信託の契約を結ぶことにあらず。財産承継のために弁護士や司法書士に家族信託契約の手続きを依頼することにあらず、です。
真っ先に取り組むべきエンダンとは、親子の絆を再構築し、裁判所や公証役場や銀行や法律事務所と関わることなく、すべて家族内で完結できるようにすべきなのです。


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